中学1年生7月13日~7月18日@人を簡単に「天才」呼ばわりしてはいけない
こんばんは!
今日は、7月22日に行われる、筑前地区中学陸上に向けた練習を載せています。
以前説明したように、この試合では6位以内に入ると県大会に進むことが出来ます。
めちゃくちゃどうでもいいでしょうが、僕の地区の中体連の仕組みは下の記事で説明しています。↓↓
目次
それでは、ただただガムシャラに追い込んでいる6日間をご覧ください。
1.7月13日~18日の鬼きつ練習
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7月13日 主観強度:2
30分jog、ストレッチ
コメント:きつく感じた。
痛み:左脚つけね
7月14日 主観強度:5
朝練習:B-UP4000m(4'10-05-00-3'55)
午後練習:ペース走6000m(4'20/km)
コメント:めちゃくちゃきつかった。
7月15日 主観強度:5
朝練習:3000m(4'30/km)
午後練習:B-UP4000m(4'30-20-10-00)、インターバル500m×6(r=300mjog)
コメント:体力がついた。
7月16日 主観強度:3
朝練習:30分jog
陸友会::インターバル1000m×3(3'30)r=400mjog
コメント:きつかった。
7月17日 主観強度:4
朝練習:30分jog
陸友会:TT800m(32-68-1'47-2'25)2'25"14=自己新、TT200m 29"76=自己新
コメント:脚が動いた。
痛み:かかと
7月18日 主観強度:5
部活:インターバル1000m×5(r=600mjog)途中で脚つって3本目で終了
自主練:坂300m×2(50")
コメント:痛かった。
痛み:かかと、脚つり
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2.講評
4日連続ポイント練習ですね。
良い子は決してマネしないでください(笑)
限界を迎えたのか、18日には脚がつって、練習を中断しています。
中断した分を自主練で補おうとする姿勢だけは、評価してあげたいと思います。
この時の僕の練習意欲は異常なほどでした。
説明したように、福岡は学校数が多いので、県大会に進むことも一苦労なんですね。
そして、僕の学校には、強い部活が無かったので、県大会に進めば、体育館で名前が呼ばれるような状態でした。
当時の僕は、功名心が人一倍強かったので、県大会には絶対に進む、じゃないと死ぬというくらいの気持ちで走っていました。
結果として、この5日後の筑前地区大会では、5位に入り、県大会に進むことが出来たのですが、その当時の持ちタイム的には、正直納得の行く順位ではありませんでした。
ただ、絶対死守圏であった県大会進出は果たせたので、ホッとした気分でした。
3.それを言っては終わりな言葉について
学校では、「おめでとう」と言ってくれる人がたくさんいましたが、中には「まあ、きーちゃん(当時のあだ名)は元々脚が速かったしね」と言う人もいました。
その言葉に対して、まだまだ精神的に未熟な中1の僕は、しばしばプチッと来ていました。もちろん、自分の中では、県大会進出は、最低限の目標だったので、自分に対しては、「この結果は当たり前だ」とも思っていました。見ての通り、方法は間違っていたかもしれないけれど、これだけハードな練習をしてきているからです。
でも、それを僕の練習を見てもいない友達から、簡単にそう言われると、すごく悔しかったのを覚えています。
性格は悪いかもしれませんが、みんなから「良いな、きーちゃんは。県大会に行けて」と言われても「いやいや、あなたたちより練習頑張ってるし」と思ったし、僕が県大会に進んだことを、何の努力も無しに達成したかのように言われた時は、相当腹が立っていました。
自分より良い結果を出したり、何かで成功している人間に対して、「○○は天才だからね」とか「○○ならそりゃ出来るよ」などと人を妬んでばかりでは、その人の成長はないと思います。
クラスで一番成績の良い友達に対して、「○○は元から頭良いもんね」「DNAが違うもん」という言葉だけで済まそうとする人は、一生その立ち位置で生きていくことになるでしょう。
僕の兄は学校で一番成績が良かったし、大学も医学部医学科を首席で卒業しました。
兄の勉強量は、一緒に生活している僕が一番知っています。高校時代は部活をしながらも、夜中の1時過ぎまで勉強して、朝5時40分に起きるという生活をほぼ毎日していました。
それを知っていたので、兄がしばしば、ただの天才扱いをされていることに対して、かわいそうだなと思っていました。
僕の高校時代の先生が、「すごい人はどこかで努力してるんよ」と口癖のように言っていましたが、まさにその通りだと思います。やっている量が圧倒的に違います。
それを簡単に、天才呼ばわりするのは、良くないです。
褒めているつもりでも、言われている本人はちっとも嬉しくないし、言っている人の成長も無いと思っています。
僕もこの言葉だけは、絶対に人に言わないように気を付けています。
相手を妬む前に、自分の努力量がその人の努力量に及んでいるのか。
そこを考えると、簡単にその言葉は出ないはずだし、自分をもっと客観的に評価できるはずです。
中高生の皆さんには、そんな言葉で自分の可能性を狭めないで、どうやったらその人に追いつけるのか、を考えてほしいです。
そのためにチームメイトがいるはずだし、先生やコーチを思う存分に利用していってください。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
読んでいただきありがとうございました。