Withlete代表のブログ

~福岡で陸上を愛する全てのランナーを繋げたい~

中学1年生6月21日~6月25日@「練習で出来ないことは試合で出来ない説」は正しいのか①

こんばんは!

今日は、僕の初めての中体連で起きたレースでのアクシデントについて書いていきます。まず、その前に、僕の地区の中体連の仕組みについて説明しておきます。

 

福岡は生徒数が多いせいか、各地区予選を2つ勝ち上がらなければ県大会に進むことは出来ません。

まず、6月下旬に行われる糟屋地区大会で8位か10位(どちらでしたっけ...)に入れば、筑前地区大会に進むことが出来ます。

次に、7月第3週あたりにある筑前地区大会(糟屋、宗像、筑紫、糸島)で6位(新人戦は5位)以内に入れば、その翌週に行われる福岡県大会に進みます。

そして県大会で2位以内であれば九州大会、福岡県大会か7月初めに行われる全国通信陸上のどちらかで参加標準記録を突破すれば、全国大会に出場できるという仕組みです。

 

よって、レベルの高い学年や地区であれば、県大会に出場できないのに、全国大会には出場できるという面白い事態が起こり得るわけです。

さて、説明を終えたところで、試合5日前からの練習を載せておきます。

 

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主観強度:きつさを10段階で表したもの

コメント:当時の自分が汚い字で残した感想

 

6月21日 主観強度:1

武道場20分jog、体操、変形ダッシュ10×2、補強

コメント:脚の痛みが出なかった。

 

6月22日 主観強度:4

朝練習:1000m(4'30)、体操、流し80m×4、B-up3000m(4'20-10-00)

午後練習

w-up:1000m(4'30)、体操、流し80m×4

本練習:レぺ200m×10(33")r=200mjog

コメント:ペースが上がらなかった。

痛み:かかと

 

6月23日 主観強度:2

校内30分jog、補強

コメント:少し軽くなってきた。

 

6月24日 主観強度:3

朝練習:10分jog、1000m(3'30)

午後練習

w-up:1000m(4'30)、体操、流し80m×4

本メニュー:ペース走2000m(3'40/km)

コメント:明日頑張ろう。

 

6月25日 主観強度:5

糟屋区中学陸上競技大会

w-up:1000m(4'20)、体操、流し80m×4

レース:中学1年男子1500m決勝(スタートミスで300mあたりで全員止められる→1時間後再レース)

結果:4'43"9=自己新 2位(筑前地区大会進出)(70-2'29-3'08-3'48-4'44)

コメント:きつかった。

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糟屋地区大会では2位という結果を収めることができ、無事に筑前地区大会へ駒を進めることが出来ています。目標が優勝だったので、悔しさの残るレースでしたが、順調に記録を更新できているので、負けたなりの充実感はありました。

 

このレースでは、1度スタートしたにも関わらず、器具の不具合により、スタートして300mで止められるという事態が起こりました。

レースは1時間後に再スタートと決まり、各自が準備を進めました。

 

この時、僕は内心「ラッキー」と思っていました。

1回目のスタートで、のんびりしていたせいか、位置取りに失敗していたからです。

僕の中では、次の試合に進むことは出来るという確信があったので、目標は1位しかありませんでした。大人数でのスタートで失敗してしまうと、先頭に行くのにかなりの労力を使うので、再スタートになってネガティブな気持ちになることはあまりありませんでした。

 

初めて経験するちょっとしたアクシデントの時って、「は~?もう一回走るん?」とか文句を言いながらも内心面白がってることでありますよね。あんな感じです。

 

実際、再スタートになっても優勝することは出来ませんでした(笑)

しかし、再スタートが決まった際にも大きくメンタルがやられなかったのは、レースに対する「自信」のおかげです。

「おごり」とはまた違う「自信」です。

 

この時の糟屋地区大会の10位付近の記録は、確か5'10前後でした。

毎年、水準は大きく変化しないので、これより速く走れれば、地区予選落ちはないということは分かっていました。

これまでの練習日誌を見ても分かりますが、中学に入って出場した記録会や練習、それがたとえ土グラウンドを体操服で走ったとしても、5'05以上かかったことはありませんでした。

 

よって、たとえ試合中に転んだとしても、隣の選手の肘が腹に入ったとしても「負けない」という自信がありました。

自分の絶好調の状態であれば勝てる、は大抵負けます。

僕もそういう想像をしていた時に上手くいったことは一度もありませんでした。

 

順位を争うレースでは、記録を狙う記録会とは違い、多くの接触やペース変化があります。誰かにただついていきさえすれば、記録が出るような走りやすい環境で走れるレースはほとんどないでしょう。

 

このことは、もう少し真剣に書きたいので、また明日も引き続きこのテーマで書いていきます。

試合について書く時期ではないでしょうが、また試合が始まってから読んでもらっても良いという気持ちで書いているので、これからもお付き合いください。

それではまた明日!