中学1年生7月19日~7月22日@試合前は不安との闘いを制することが一番の勝負
こんばんは!
今日は、試合1週間前の過ごし方について書いてみました。
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主観強度:きつさを5段階で表したもの
コメント:当時の自分が汚い字で残した感想
7月19日 主観強度:2
1000m(4'30)、体操、流し80m×4
コメント:特になし
7月20日 主観強度:3
30分jog
コメント:重かった。
痛み:アトピー性皮膚炎によるリンパ周辺の痛み
7月21日 主観強度:3
ペース走2000m(3'40/km)
コメント:楽に感じた。
7月22日 主観強度:5(皆既日食)
w-up:1000m(4'30)、体操、流し80m×4、800m(2'40)
レース:中学1年男子1500m決勝 5位 4'43"50(70-2'29-3'08-3'46-4'43)
コメント:後半伸びなかった。しかも、前半からスローペースだったので、もっとスピードを上げたい。
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昨日投稿したように、7月18日までかなり追い込んでいたので、19、20、21日は練習量を落としています。この3日間が無ければ恐らく試合でも失敗していたでしょう。
しっかり練習が出来た時は、試合前は少し不安になるくらいの練習量の方が良い結果が出るような気がします。
僕が教えている中学生も狙う試合に向けては、本人も「これで大丈夫なんですか」と不安になるくらいの練習しかしません。僕は前日刺激は流し程度で十分だと思っている派なので、中学生もそんな感じです。
1500mのために1000mの前日刺激をする学校も多いですし、僕もやっていたことはありましたが、結構疲れるんですよね。かといって自信がつくどころか、不安になることの方が多いし、せっかく溜めた糖を使ってる気がしてやらなくなりました。
「練習は試合のように。試合は練習のように。」って言うのに、試合の前だけ、いつもはやらない前日刺激やるのっておかしくない?って大学になって思い始めました。ひねくれものです。
ちなみに、フルマラソンの直前1週間は30kmくらいしか走っていなかったです。
試合のために自信をつける作業は、1週間前には遅くても終わらせておかなければなりません。残り1週間の指導する側としての僕の仕事は、「練習をさせないこと」です。
ぶっ飛ばしたい気持ちは試合に取っておこう、練習はしっかりやってきたから大丈夫だと言い聞かせます。
ここで勇気を持って練習量を落とせるかどうかは、それまでの自身の練習の達成度とも関わってきますが、1週間で実力が伸びることなんてありませんから、それならその時点での自分の実力を最大限発揮することに注力しなければなりません。
試合でのパフォーマンスを阻害する、最たるものは疲労だと思っています。
試合前に疲労抜きをしなければ、練習と試合のパフォーマンスが一致しません。
もちろん、毎試合を1、2週間かけて調整していたら年中練習が出来ないので、先生と生徒がコミュニケーションを取り、互いの意思を一致させておかなければなりません。
全国大会を狙う生徒であれば、地区予選は練習の一環で臨むべきです。
でも、県大会に進むことが目標であれば、地区予選にピークを持って来なければなりません。選手によって、山の持っていく時期はそれぞれだということが、部活動の難しい点だと思います。
僕も教える側になって初めて分かりますが、1人1人に熱量を持って接しようとしたら、3人が限界です。何十人もいるようなチームであれば、全員の状態を管理しておくことは、はっきり言って不可能です。
だから、学校側は外部コーチ制を積極的に導入していくべきだし、保護者・生徒も「先生は、何で自分を見てくれないんだろう」ではなく、先生のキャパの限界を理解する目線も持つ必要があります。決してひいきではなく、本当に無理なんですよ。全員に目を向けるのは。
外部コーチでも先生でもないからこそ、僕は何の批判も恐れずにこの場で好き勝手に言えるのですが(笑)
先生も話しやすい雰囲気を作る、そして生徒も自ら情報を取りに行く姿勢を持つことが大切ですね。
皆さん、試合がないので練習し放題だと思っているかもしれませんが、時には試合の調整で練習量を落とす週があるように、意図的に軽めにする週も作りましょう。
自粛中にケガをしては、精神的にもつらいはずなので。
それでは、今日も読んでいただき、ありがとうございました。