完全じゃないと嫌だから続かないことがある。
今日は目標設定について考えたことを書きます。
皆さんは陸上競技やその他のことで目標を持って頑張ったことはありますか?
目標を決める時は「自己ベスト更新」「誰かに勝つ」「ダイエットをする」など、ゴール地点を定めます。
その次に考えるのは、「その為に何をするか」です。
「毎日10km走る」「規則正しい生活を送る」「お菓子を食べない」などたくさん思いつくはずです。
私も目標を立ててその為に何をするかを考えて実行しています。
しかし、私の場合、1日それが出来なくなると、「もういいや」となってしまうことがあります。
たとえば、「今日から痩せるぞ」と思って毎日走り、健康的な生活を送っていても、1度お菓子を食べると、これまでの頑張りが全て無駄になってしまったような気分になり、お菓子がやめられなくなる時がありました。
陸上競技でもイレギュラーな出来事が起こり、計画していた練習が出来なくなると、今までやってきたことが全て崩れたような気になり、自暴自棄になることもありました。
以前は完璧主義なところがあり(今の私を知る人はそこまで感じないと思いますが)、そういった経験を何度もしてきました。
自分自身がそういう性格だったということも自覚しておらず、高い理想(目標)を掲げ破滅することがしばしばありました。
今でもそういうことは0ではありませんが、目標設定の段階でとあることを意識するようになってから、ぐんとその数が減りました。
一体何だと思いますか?
それは、
目標を決める時が最もモチベーションが高い
ということを自覚するようになってからです。
目標を決める時というのは、何かの節目だったり、頑張ろうと思い始めた時であることがほとんどです。
そういう時に立てる目標というのは、「邪魔が入った時のこと」「障害物」について一切考慮していません。
万事順調なプロセスを踏んだ先にある結果を想像しています。
自分自身、上手くいかない時はゴールが明確にならなくなったことで今何をすべきか分からないことがほとんどです。
少し話は変わりますが、昨日Withleteのミーティングでそれに気づかされました。
Withleteでは昨年から「週に1つはこれをする」というタスクを決めて、各々が実行してきました。
昨日のミーティングでその内容を見直す為の話し合いをしていた際に、私自身、メンバーのタスクばかり考えていて、そのタスクが何の為のタスクなのかを曖昧にさせてしまっていました。
副代表のマキシくんに言われてハッと気づかされた、というか、目先のことばかり気にしてそんな当たり前のことを忘れてしまっていました。
私たちがWithleteの活動をそもそもなぜ始めたのかというのを思い出させられました。
私たちが行っている活動を通して、陸上界をどうしていきたいのか、何をしていきたいのか、そこから逆算して考えないと、意味のある活動になっていきません。
せっかく集まってくれたメンバーの才能を最大限に引き出しながら、楽しめる活動にするのが私の役割です。
それを思い出させてくれたメンバーに感謝するとともに、少し先の将来をじっくりと考えながら、活動を継続していきます。
タイトルとは少しずれましたが、Withleteのいい意味の馬鹿さをどんどん伸ばしていこうと思ったミーティングでした。
読んでいただきありがとうございました。