Withlete代表のブログ

~福岡で陸上を愛する全てのランナーを繋げたい~

こだわりについて。

1/25(火)付の佐賀新聞朝刊「きょうのことば」(22ページ)の欄にこのような言葉がありました。

「自分はこういうものだ」ということに執着すると、どうしても浮き沈みがある

記事によれば、俳優の小林旭さんが同じく俳優の浅丘ルリ子さんについて語った言葉で、浅丘さんが自分を型にはめずに毎回全力を尽くす姿勢が、第一線で輝き続けていられる理由だということのようです。

 

ただ、この記事の中では、

小林さんは「浮き沈みがある」と言っているだけで、「沈んでいく」とは言っていない。

とも言っています。

 

 

皆さんは、「こだわり」を持っていますか?

 

陸上競技においても、その選手にしか分からないこだわりや考え方というのが存在します。私の練習における基本姿勢は「腹八分」ですが、これは自身にとっていい方向に向くこだわりです。

 

Withleteの活動においては、「いつまでも子供でいたい」というのが私のこだわりでしょうか(笑)

 

変なことやって笑われていたい、真面目なこともしながらクスッと笑ってもらえるような活動がしたいというのは、譲れない部分です。

 

ここは、この先ずーっと大切にしたいところです。

 

しかし、中には執着し過ぎて失敗するケースもあります。

 

陸上競技で例えると、「月間走行距離」の話です。

 

中長距離選手によくある話題ですね。

 

中には「月間何キロ走る!」という目標に縛られ「過ぎて」故障することもあります。

 

その距離を達成することだけが目標であればよいのですが、あくまでも速くなるための「手段」としての走行距離目標であれば、執着しすぎるのは禁物でしょう。

 

月間500kmを達成するために、月末にまとめて距離走したり、故障気味の状態で距離合わせをするのは本末転倒になってしまう場合もあります。

 

1回の失敗で過ちに気付くことが出来れば、「浮き沈み」で済むものですが、それを続けてしまえば「沈み」しかありません。

 

自身のこだわりを貫くことが自身にとって良い方向に行くのか、行かないのかというのは、誰の目から見ても明らかなこともあれば、全く分からないものもあります。

 

人の話を聞くこと。人の話を聞かないこと。

 

大迫傑さんの言葉にこういうのを見かけたことがあります。

 

私はこれはすごく大切だと共感しました。

 

誰もやったことがないことをやりたい!とか、尖ったことをやりたい!と思った時に、色々な話を聞き過ぎて動けなくなったり、やる前からすぐに諦めてしまうことがあります。

 

でも、他人の話も大切で、間違った方向を正してくれる場合もある。

 

情報過多といわれる今の世の中で、実際はどれだけの情報を吸収しているのかと言われれば、大した量の情報を手にしていないのがほとんどでしょう。

 

何が正しい情報なのか、誰の言っていることが正しいのかを見極めるために、「正しい情報しか見ない」ということは出来ないし、1つしか情報を持っていない中でそれが正しいかなど、分かるはずがありません。

 

やはり、情報量というのが質を生むと思うので、自分と考えが似ている人だけと接するのではなく、自ら色々な方と会って情報を取りに行く姿勢が大切なんでしょう。

 

それらを吸収する中で、どうしても譲れない部分というのが、自分にしかないこだわりになっていくのかもしれません。

 

そこは、誰が何と言おうが「自分はこれでいく!」という強い芯を持つ人間でありたいですね。

 

今日はこだわりについて書きました。

 

ブログは30分以内に書き上げるというのが自分の中のルールなので、毎度変な流れになっていると感じる方もいらっしゃるでしょうが、そこもまだまだ私の伸びしろということで、ご容赦ください。

 

ありがとうございました。