Withlete代表のブログ

~福岡で陸上を愛する全てのランナーを繋げたい~

「田中飛貴」だからこそ感じる福岡国際マラソンのすごさ

先日、バイト中にて

 

僕:いらっしゃいませ!あ、Tさん、お疲れ様です!

Tさん:あ、田中君、この前マラソン走っとったね~あんなプロ並みに速いのにバイトやりながら走ってるんや~すごいね~

僕:え?あ?あー、去年の2月に北九州マラソンは走りましたね。新聞とかに載ってました?

Tさん:え?あ?ん?国際マラソン走ってたよね?

僕:いや、僕走ってないですよ?(何が起こってる?誰と間違ってる?プロ並み?あ、もしや、またあれ?)その方、9位くらいでゴールしてました?

Tさん:そうそう!あれ見て、あ、田中君やん!ってなったとよ!

僕:それ、僕じゃなくて、「田中飛鳥」さんですね(笑)よく間違えられるんですよ~

 

昨日、健康診断にて

看護師さん:はい、心電図終わりましたよ。脈拍が異常に遅いですね(笑)

※長距離選手あるあるのスポーツ心臓のため、安静時心拍数は39だった。

僕:長距離やってるからですね。毎回、引っかかるんです。

看護師さん:そうだよね。ん?田中さんってこの前マラソン走ってたよね?

僕:(はい、出た、またあれね)いえ、あれは僕ではなくて「田中飛鳥」さんという方です。

看護師さん:あ、そうなの?ごめんごめん(笑)

 

同じ出来事が今週だけで2回あったのでさすがに驚きましたが、田中飛鳥さんが福岡マラソンで優勝された時も隣のおばあちゃんから祝福を受けたため、初めての出来事ではありませんでした。ただ、久々だったので、バイトの時は理解まで時間がかかってしまいました。

 

このお二方は全く陸上経験もなく、看護師さんにいたっては僕と全く知り合いではなかったのに「何となく」で田中飛鳥さんの名前を憶えていたようです。自分が競技をしていなくても、箱根駅伝やマラソンをテレビで見るのは大好きという陸上ファンは意外と多くいるということが分かりました。

 

福岡国際マラソンとなると、全国の方はどうか分かりませんが、少なくとも福岡では関心を持って見ていらっしゃる方が結構いるんだなと思うと、改めて福岡国際マラソンを走りたいという気持ちが強くなりました。ロードレースのテレビ放映は、走りを見るだけでなく、知っている場所がテレビに映るということだけでも意外とワクワクするものです。また、僕は2年前まで学生審判員として沿道に立っていたのでわざわざ録画して自分が立っていたところを見直していました。少しだけ映っていても意外と嬉しいものですよね(笑)

 

さて、コロナ禍でロードレースの規模の縮小、中止が相次いでいます。今日読んだ記事では、箱根駅伝の沿道にいた人の数が例年から約100万人減の18万人だったようです。

今年の箱根駅伝のテレビ中継で見た沿道の様子はどこか寂しいという気持ちもあったし、意外といるなとも感じました。観戦自粛をお願いされている中、自粛をした方は「自分たちは我慢しているのに」と思っているはずだし、沿道で観戦した方は「自粛すべきはもっと他の場所だ」と思っているでしょう。

 

昨年の夏はマスクを着けて走るべきか、否かという議論も行われていました。飛沫が飛ぶからマスクを着けるべきという側と、そんなことしたら熱中症になるという側に分かれていました。

 

正直、どちらの言い分も正論過ぎて言い争っても結局片付かない話ばかりでした。

コロナ禍になってから始まった話ではありませんが、相容れない者同士の対立が陸上競技の中で行われるのはやはり悲しいですし、見ていて気持ちいいものではありません。

大抵そういう方たちのSNS上での言い争いは言葉自体も汚くなる傾向があります。みんな正しそうなことを言っているのに、汚い言葉遣いだけでみんな悪者に見えてしまいます。

会ってみたらめちゃくちゃ良い人なのかもしれませんが、初めての関わりがSNS上であることが普通になった今、その言葉遣いの印象から入ると、それを払拭するのはかなり大変だろうにな。。。と感じます。

 

みんなストレスたまってるんでしょうね。。。

 

ああ、コロナ早く倒したい。そして、今年こそ福岡国際マラソンが例年通り行われるような状況になっているといいな。