中学1年生11月4日~11月8日@試合を無駄にした中学生の僕と教え子の2つの違い
こんにちは!
今日は、試合を無駄にしない方法について持論を展開しています。
目次
1.中学1年生11月4日~8日練習メニュー
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11月4日 主観強度:3
朝:20分jog(4'30/km)
午後:ペース走4000m(4'00/km)×2 ラスト2周フリー
コメント:脚は全然きつくなく、調子も良い。
11月5日 主観強度:2
朝:1000m(4'30/km)、体操、流し
午後:30分jog(4'30→4'00/km)、ドッジボール
11月6日 主観強度:2
朝:20分jog(4'30/km)
午後:ペース走2000m(3'40/km)
コメント:2レーンで行ったけど楽に走れた。
11月7日 主観強度:4
朝日記録会
中学男子3000m3組3着 10'30"11 (3'13-3'36-3'41)
コメント:前半から遅くて後半はもっと遅れた。アップも悪いし、朝も寝坊したり悪い生活だった。
11月8日 主観強度:4
朝日記録会
中学男子1500m4組1着 4'40"90(71-79-39-41-53)
コメント:ラストはよかったが、400m~800mが悪い。
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2.朝日記録会で初の1500m、3000mに連続で出走
今週は朝日記録会に出場しています。
初めて1500mと3000mを2日連続で走った記録会ですね。
僕が3年生の時の福岡市小中学生記録会では、なぜか3000mに予選があって驚きました。記録会なのに何で予選あるん?って感じですよね。
だからといって、決勝で入賞して賞状をもらえるわけではなかったので本当に謎でした(笑)
3000mは典型的な垂れレースですね。
実力からすれば10'00程で走れてもいいのですが、調子が悪い時はこの時のようにとことんあきらめます。
1か月程前に10'00で走れているので、目標は当然9分台だったはず。
2000mあたりで不可能だということを悟ると最後は上げることもなく終わっています。
1500mは自己ベスト+4秒でまとめています。
この時はラストスパートがしっかりかかっており、組でも1位になることが出来ているので嬉しかったはずです。
1200mまであまり良いタイムではなくても、ラスト300m次第では結果が大きく変わることを体験でき、自己ベストラップでなければ自己ベストは出ないという固定観念がなくなりました。
このように、様々なレースを経験して、レース展開の引き出しを増やしていくことは、自分の力を発揮する上で重要なことだと思います。
僕は、自己ベストが出る時は「運」だと考えていたので、毎レースで自己ベストの時より速いラップで走ることばかり考えていました。
3000mでも明らかに最後まで持たないと分かっていても、「いけるところまでいく」というレース展開ばかりでした。
ただ、この1500mのレースを経験して、少しくらい遅くても自分の余力が残っていれば挽回可能であることを知りました。マラソンの大迫傑選手が、レース中の「自分との対話」を意識しているというのは、こういうことだと思います。
3.試合でしっかり力を発揮する教え子と中学時代の僕との違い
僕が教えている中学生の子は、中学時代の自分よりも賢いので、試合ではしっかり自分の力を発揮します。
僕の中学時代と違う点は2つあります。
1つ目は、レース前に無駄なことをしない、という点です。
僕は、あまり調子が良くないレース前は、不安に耐えられずたくさん練習し過ぎていました。ただ、僕は試合前は練習不足くらいがちょうどいいという体験をしてから、大事なレース前は、練習量をしっかり落とすように伝えています。
中学生も不安だと思いますが、一度の成功体験は、休む勇気を後押ししてくれます。
また、これは、様々なやり方があっていいと思いますが、僕も僕が教えている中学生の子も、前日刺激は行いません。
理由は単純で「普段の練習の時やらないじゃん」ということです。
僕たちは週2回しかポイント練習をしない分、その2回を絶対外さないという集中力を持って行っています。それで、僕も中学生も決めた練習は日頃からほぼ100%の達成率で行っているので、試合もいつも通りの流れで行えば外すことはほとんどなくなりました。
2つ目は、レースの目的を明確にする、という点です。
僕の中学時代は、自己ベストを出すということが毎レースの目的でしたが、スタート前から今日は明らかに無理だなという日もありました。
それでも、意固地に自己ベストペースで走っていたので、毎回垂れて達成感のない状態で終わっていました。
僕の教えている中学生は、まだまだ改善しなければならないことも多々ありますが、レース中に自分の力配分を考えることが出来る方です。それに、毎レースの目標が自己ベストだけではありません。今の調子を把握して、「こういうレース展開にして最後追い抜いていくようなレースにする」とか「格上の選手にどこまでついていけるか挑戦してみる」など、常に新たな発見を求めてレースに出ているように見えます。
チームに長距離の仲間がほとんどいないからこそのワクワク感があるのでしょう。
僕自身、こういう風に中学時代のレースを走っていればと後悔することもありますが、それはこれからの中学生に託していければと思います。
今日は長くなりましたが、この辺で失礼します。
今日も読んでいただきありがとうございました。