中学1年生6月18日~20日@「スピード型」「スタミナ型」について
こんばんは!
今日で4月も終わりですね。
学校に1回も行かなかった4月は人生で初めてです。
9月入学の話もちらほら出ていますが、もし、9月になれば「来年の七大戦出れるんじゃ...」なんていう期待もしてしまいますが、どうなることやら。
「わしが子供の頃は・・・」というおじいさん、おばあさんの話をよく聞きますが、4月入学だったことなんて考えられない未来になると考えると、まさに今までの常識が覆される瞬間を目の当たりに出来るのかもしれません。
そうなってくると、中体連や駅伝の時期もずれてくるのでしょうか。
しっかりと状況を注視しておかなければなりません。
さて、今日は中体連の地区予選1週間前にやっていた練習を載せていきます。
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主観強度:きつさを5段階で表したもの
コメント:当時の自分が汚い字で残した感想
6月18日 主観強度:4
w-up:1000m(4'30/km)、体操、流し80m×4
本メニュー:B-up4000m(4'30-20-10-00)、インターバル200m×10(r=100mjog)
コメント:脚が重い。
6月19日 主観強度:6
朝練習:20分jog
午後練習
w-up:1000m(4'30)、体操、流し80m×4
本メニュー:ペース走2000m(3'40/km)、インターバル1000m×3(r=400mjog)
結果:3'25-3'33-3'38
コメント:体力が持たなかった。
6月20日 主観強度:3
w-up:1000m(4'30)、体操、流し80m×4
本メニュー:B-up4000m(4'30-20-10-00)
コメント:楽に感じた。
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18、19日にインターバルが入っています。
同じ目的の練習を2日連続で行うことは今ではありませんが、当時はよくやっていました。ただ、各練習のリカバリーの設定は、目的に応じて変えられていて良いですね。
復習ですが、インターバルの目的は「心肺機能向上」なので、疾走時間よりも休息時間を短くするようにします。
この時も、200mのインターバルであれば100mジョグ、1000mのインターバルであれば400mjog(3'00程度)でやっています。
19日のインターバルは典型的な「垂れ」練習ですね。
当時の僕は、どれだけ調子よく走っても3000mは10'30程度なのでインターバルペースは、3'35/kmでも十分でしょう。
当時は、レぺやインターバルでペース設定を課されることはなかったので、全て自分の裁量で走っていました。
400mまでは、当時から10本と決められれば10本同じペースで走ることが出来ていましたが、1000m以上の距離になると大きく垂れることがありました。
当時の僕は典型的な「スピード型」の人間だったので、1回に長い距離を走る練習には苦手意識がありました。ただ、僕の場合の「スピード型」は、スピードに自信があるというよりは、「スタミナが無い」だけの選手でした。
僕が思う「スタミナ型」とは、中学生であれば、800mのタイムから換算して同じレベルで1500m、1500mのタイムから換算して同じレベルで3000mを走れる選手のことです。
800mや1500mのタイムからは想像も出来ないようなタイムで、3000mを走破できる選手はいません。例えば、1500mを4'30かかるのに3000mを9'10で走れるようなことはあり得ません。やはり、短い距離のタイムというのは、そのランナーの「器」「可能性」を表すものだと考えます。
だから、自分スタミナ型だと思って、その長所を伸ばすのはもちろん重要ですが、スピードがつけば、そのスタミナももっと生かせるわけです。
中学生の時期にしっかりスピードの出し方、フォームを覚えて、ランナーとしての可能性をもっと大きくしてほしいと思います。
僕自身、大学1、2年生の頃は短い距離の練習をほとんど取り入れたことはありませんでした。限られたスピードの中でチビチビとスタミナを向上させるような感じでした。しかし、大学3年の夏にたくさん200m~400mのレぺを行いました。
夏休みに行ったロンドンの大きな公園(リージェンツパーク・グリーンパーク)や、アメリカ・ロッキー山脈の標高2,500m程の場所にある宿の周りでも、何回もやりました。(この標高だと200m×10 r=90秒でも死ぬかと思いました)
その結果、秋にはいきなり5000mの自己ベストが20秒伸び、冬の駅伝では7.7kmのコースでも5000mのその自己ベスト並みのタイムで通過できるようになりました。
もちろん、持久系の練習もこなしてはいましたが、少しだけスピードへの意識を変えた結果、長距離にもつながったと考えています。
今の時期は、一人で練習するには持久系の練習は不向きな気がします。
レぺは一人でもこなしやすい練習なので、中学生に限らず、フルマラソンランナーも、これまでそういう練習を避けてきたと思う方は、ぜひ積極的に取り組むことをおススメします。
それでは、今日はここまで。
4月バイバーイ