Withlete代表のブログ

~福岡で陸上を愛する全てのランナーを繋げたい~

中学1年生5月3日~5月5日 日本一山香エビネマラソン+オーバーワークについて

こんにちは!

一昨日に引き続き、僕の中学時代の練習メニューを載せていきます。

 

主観強度:きつさを5段階で表した数字

コメント:当時の僕が汚い字で残した感想

 

2009年5月

3日 主観強度:2

本メニュー:レぺ200m×5(34)r=200mjog

コメント:スパイクを上手く使えた。

 

4日 主観強度:5

第12回日本一山香エビネラソン

中学男子3kmの部 第2位 10'36

コメント:ラストがきつくて、動かなかった。

 

5日 主観強度:5 (トラック練習)

w-up:10分jog、体操、流し80m×4

本メニュー:TT1500m 5'03( 73-83-86-61)

コメント:ペースが上がらなかった。

 

今日は、3日分です。

恐らく、3日は試合の調整で軽めにやったのでしょう。

 

4日はロードレースに出場しています。

この試合は、小学生の頃から、GWの家族のお出かけで毎年出場していました。

大分県杵築市役所山香庁舎前が会場となっており、広場では多くの出店が並んでいるため、ゴール後はお祭り状態です。

 

エビネというのは、杵築市の花の名前で、きれいな花が咲くので多くの方が観賞用で育てているらしいですね。(急いで調べた)

入賞者は、景品としてエビネランが頂けるのですが、当時の僕からすれば、そんなにテンションの上がるものではなかったです。主催者の方、申し訳ありません(笑)

祖父や母は関心があったようなので、一番喜んでいました。

 

中学生は3kmで、ラストに急な登り坂があった覚えがあり、ラストがきつかったのは、その坂のことを指しているのでしょう。

僕が2位だったということは、恐らく兄が優勝したのだと思います。

この年も無事2本のエビネランを獲得したはずです。

 

ホームページを調べたところ、今年はやはり中止のようですね。

とても面白い大会ですし、昨年の結果を見てみると、幅広いレベルのランナーが参加されているので、来年以降、ぜひ参加してみてください。

大会HPのURLを貼っておきますね!

www.kdt.ne.jp

 

この頃は体力オバケだったようで、この翌日も部活の練習に参加し、タイムトライアルをやっていますね。

4/29のTTは学校の200m土グラウンドで5'01だったのに、この日はトラックで走っているにも関わらず、5'03に落ちていますね。

 

この時のことは全く覚えていないのですが、タイムが落ちているのは、恐らく前日の疲れもあったはずです。(ペース配分についてもいずれ書きたい)

 

陸上に限らず、部活動の指導者の中には、中学生は一晩寝れば完全回復すると勘違いしている方がよくいます。

毎日ストレッチして、整骨院でケアしてもらえば、毎日ハードな練習が出来ると思っているのかもしれません。

そこまで極論ではないかもしれませんが、3、4日平然とポイント練習をさせてしまう方は多いです。

 

確かに、僕も中学生だった頃は、日々痛みを抱えていながらもハードな練習を立て続けに行えていましたし、僕が教えている中学生の子を見ていても回復は速いと感じます。

 

しかし、今思えば、この頃の僕は、調子の良い時と悪い時の波がとても大きかったです。

調子の良し悪しの一番の要因は「疲労」だと思っています。

もちろん、成長期の身体のバランスやその他の要因が原因の場合もありますが、まずは疲れていないかを疑った方がいいでしょう。

 

僕が高校時代にオーバーワークに陥った時は、疲労困憊で試合に出場し、結果が悪かった。

その原因を「まだ練習が足りなかった」と思い、その翌日から練習をする、という悪循環に陥ってしまったんですね。

 

これは、他人から見たら、「頑張り屋さん」なのですが、今の僕からすれば当時の僕には、「お前は何も考えてないな」と言ってやりたくなります。

がむしゃらに練習するって大切なのかもしれませんが、言い方を変えれば「無思考」なんです。

 

この経験があったから、今、疲労回復の重要性に気付けていると言えばプラスですが、出来れば高校時代に気付いておきたかった。

これは、今でも後悔しています。

大学に入って、週2回の腹八分程度のポイント練習と、高校時代の半分程度のjogで、自己ベストと同タイムで走れてしまったので、なおさらそう思います。

 

ですから、疲労回復を解決するのは、「時間」しかないということは頭に入れておいてほしいです。

交代浴や整骨院でのマッサージは、疲労回復を促進するだけで、無にしてくれる魔法のようなものではありません。

 

僕が、中学時代、このような練習をしていても大きな故障をしなかったのは、「運」が良かっただけ、あるいは小学生の頃からの基礎体力がしっかりしていただけ、だと思っています。

 

「昔の中学生はもっとたくさん練習やってケガとかしなかったぞ」は、僕を含めた過去の人間のたまたま上手くいった話に過ぎません。

 

中高生はどうしても頑張りすぎてしまいます。

僕が指導していて、一番強く教えているのは、「ハードな練習と休養はセットだよ」ということです。

これを徹底して教えることは、練習をさせることの100倍難しいです。

 

しかし、中高生の時の考え方はその後の競技人生においての土台となる部分なので、大切にしてあげたいですね。

僕もまだまだ半人前どころか、8分の1人前にもなっていないので、もっと勉強します!

 

それでは、今日はここまで。

ばいばーい